Let’s go o-henroad! 「お遍路ードプロジェクト」について

60日目「お花見へんろの代わりに、5月は海見へんろでいきます」(2015年5月6日)

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歩行距離 0km
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 松山ICが近づいてきた。高知発松山行きのJR高速バスの車窓から春霞越しに三坂峠の山並みがぼんやり見えてきた。3月5日以来だから、ちょうど2か月ぶりの松山入りである。4月のお遍路はいろいろな事情があってお休みにさせてもらった。先回のこのブログで「4月も歩きます」と約束していたので、お詫びしなくてはいけない。

 実は、4月前半は高知大学地域協働学部の教員になったという黒ちゃん側の事情、後半は統一 地方選挙の報道体制という竹内記者側の事情があったのだが…。結局、ふたりで楽しみにしていた初めての「お花見遍路」の計画は頓挫した。

 昨年の5月にはりまや橋からスタートした尺取り虫遍路なので、ちょうど1年が経過したことになる。1年間の歩行距離は約60日間で700km余り、全長1400kmといわれる総距離の半分ほどを踏破したことになる。

 「結構歩いたもんだね」と同意を求める黒ちゃんに対し「いやいや、まだ3分の1くらいじゃないですかね」と冷静な竹内記者。確かに。寄り道ばかりしてるから距離はいっているけれど、われわれの「寄り道ばかり遍路」の総距離は実際は1500kmを超えるだろうことが予想される。3分の1は控えめすぎるが、5分の2くらいの感じが妥当なところであろうか。

 ちなみに今までお参りした札所の数は23。88分の23だから、確かに3分の1も進んでいないことになるが、今治市を通過する今回のルート上には7つの札所がまとまっている。順調に進めば88分の30、お寺の数でも3分の1を超えることになる。しかし、先を急がず、昼も歩き夜の街もパトロールする我々尺取り虫遍路隊に、過去を振り返り感慨に浸る文化はない。ひたすらゆっくり前に進むのみである(少しカッコよすぎるかも)。

 今回は5月12日までの1週間を費やして松山市内53番札所円明寺から海沿いに国道196号線を進む。悩ましい花粉症の季節も終わった。花見へんろはできなかったけど、左手に瀬戸内の春の海を見ながら薫風の中を歩く「海見へんろ」になるだろう。さてさて、お大師さまは5月はどんなサプライズを用意してくれているんだろう、楽しみである。これからの1週間、黒ちゃんのお遍路ブログ「釣りときどきお遍路」日記に、どうかお付き合いください。

 2か月ぶりの遍路を前に一句
 〈花粉去り 鼻に海路の 風とどけ〉
黒笹慈幾

追伸
 お遍路が始まったばかりで言い出しにくいのですが、明日は高知新聞の休刊日なので、高知新聞に合わせて黒ちゃんのブログも1日だけ休刊にさせていただきます。明日は原稿を書かなくてもいいので夕方までめいっぱい歩くつもりです。さてさてどこまで歩けるのか、その様子は明後日のこのブログでお伝えする予定です。


松山市内のホテルの部屋から眺める市街地。やっぱり高知市より大きいなと感じる。


松山市内の城山公園から松山城を望む。端正に組まれた石垣が西陽を浴びてくっきり浮かび上がる。


5月のお遍路ード初日の夜遍路は、松山市内の噂の居酒屋「寿浬庵」に繰り出した。


寿浬庵のお品書き。ほとんどのメニューが650円均一という良心的な価格なのにボリュームたっぷり。こんなところがこの店の人気のヒミツだろうか。


松山名物の「じゃこカツ」を注文した。じゃこ天にパン粉をつけて揚げただけのものだか、一人前でこのボリュームはすごいし、塩味のきいた味もグッド。


初日の夜遍路の終着駅はニッカバーの「ジロー」。マッサンブームなのかカウンターは満席でした。


黒ちゃんはシングルモルトの宮城峡10年、竹内記者は竹鶴12年をストレートで一杯だけいただいて、おとなしくホテルにもどりました。


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