Let’s go o-henroad! 「お遍路ードプロジェクト」について

24日目「マイナス2kgで、2ヶ月ぶりのお遍路スタート」(2014年9月22日)

歩数 0歩
距離 0km

 猛暑を予想して8月のお遍路ードはお休みをいただいたのだが、予想外の大きな台風がふたつも来るとは。もし歩き遍路を決行していたら「台風遍路」というエキサイティングかつ貴重な体験ができたのに…、なんちゃって強がりを言って同行の竹内記者のひんしゅくを買う黒ちゃんであります。

 この原稿は今回の出発地、土佐清水に向かう「特急あしずり」の車内で書いている。車窓からは少し秋の気配が濃くなってきている土佐の山々が見える。2ヶ月前の出発(四万十市)のときと今回とで変わっているのは、
1、納経帳を持ってきていないこと
2、荷物が前より1kgほど軽くなっていること
3、黒ちゃんの体重が1kg軽くなっていること
である。

 1、は、今回の終着地が大月町柏島であることと関係している。先回のお遍路ードでは38番金剛福寺にお参りしたので、次は39番宿毛の延光寺である。土佐清水から宿毛の延光寺まで一気に歩けば、逆打ちの三原村ルートをたどれば2泊、海岸沿いの遠回りルートを選んでも3泊で到達する距離である。「でもねえ、それじゃあ釣りときどきお遍路にならないしねえ」と難色を示したのは「ただいま釣りバカ街道まっしぐら中」の高知新聞竹内記者である。結局、今回は延光寺までの遠回りルートをさらに遠回りし、大月町の柏島を終着地と決めたのである。で、今回は札所なし、納経帳も持参せずということになった。竹内記者は「柏島にお遍路さんが立ち寄るのは、歴史上初めてかもしれないね」などとのんきなことを言っているが、大師さまに叱られそうな予感がする。お天気が心配だ(笑い)。

 2、は、今まではコンパクトな振り出し式の竿、こまごまとした仕掛けやルアー、リールなどをリュックに詰めて歩いていたのだが、今回はナシ、だからである。お遍路の途中の港での「ちょこっと釣り」を諦めて、その代わり終着地の柏島でたっぷり釣ろうということで、釣り道具はあらかじめ宅急便で送ってあるのだ。柏島では大型の鯛を狙うつもり(あくまでも予定だが)である。

 3、は、この夏、少し節制して食事の量とお酒を控えた効果が出ているからだ。これからの長丁場のお遍路ードに備えて、腰や膝のためにも体重を落としておこうと考えてのことである。

 結局、このたびの9月の歩き遍路では、1、2、3、合わせて2kgちょっとの軽量化に成功したことになる。「帰ってみたらまた体重が増えていたりして」などと竹内記者が茶々を入れてくるが、今回の宿泊予定地は初日の土佐清水以外は居酒屋やカラオケ環境も整っていないはず。メタボ化を促進する夜遍路の機会も少ないだろうから、なんとか今の体重をを維持して高知に戻ってくるつもりである。

 今日から26日までの1週間「黒ちゃんの釣りときどきお遍路」日記初秋編にお付き合いください。
黒笹慈幾




2ヶ月ぶりに土佐清水の街に戻ってきた。雨にけぶる市街。明日からの天気が少し心配だ。


土佐清水漁港の屋根付きの集荷場は日曜日とあってガランとしていた。ひとり年配の釣り師が清水サバの切り身を餌に(ぜいたく!)ブッコミ釣りでガシラとクエを狙っていた。何度かクエらしき魚を掛けたが、穴にもぐられて仕掛けを切られたそうだ。


釣りのおんちゃんが停めた車の下から微かな鳴き声がする。子猫がお腹を空かせているようだ。おんちゃんが小魚を釣るのを待っているようだ。


土佐清水泊まりのお楽しみはここ。中央町にある「相生湯」。レトロな外観だが内部はもっとスゴイ。


相生湯の脱衣場はこんな感じ。この引き戸を開けて浴場に入る。


洗い場の中心にこんな楕円形のタイル張り浴槽がデンと居座る。最新流行のジャグジーと同じカタチだが、こっちは見事なレトロモダン。お湯も熱めでさっぱり汗が流せる。


初日の夜遍路は居酒屋「竹の子」で。


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