Let’s go o-henroad! 「お遍路ードプロジェクト」について

18日目「いきなり納経帳を忘れました。お大師さまごめんなさい」(2014年7月18日)

歩数 0歩
距離 0km

 毎月、区切り打ち方式で、じりじりと尺取り虫のように前に進んでいる黒ちゃんの「お遍路ード」、その起点は自宅の玄関である。毎回そこから高知駅までは、ウォーミングアップを兼ねて歩くことにしている。距離にして1,5km、徒歩で20分ほどである。
 今回もいつものように歩き始めて10分、ちょうど身体に潤滑オイルが回り始めたころ、久万川を渡る手前で、黒ちゃんは大きな忘れ物をしていたことに気づいた。「納経帳」だ。札所にお参りするたびに真言や般若心経を唱え、この納経帳に墨書と朱印をいただくのがお遍路さんの 1200年に渡って続いてきた作法なのだ。言ってみれば、お遍路でいちばん大事なスタンプラリーのメインアイテム、生命の次くらいに大切な(少し大げさか)ものである。それを忘れるとは! なんということであろう。お大師さまに申し訳ない。
 黒ちゃん、恥ずかしくて穴に入りたい気分であったが、そんなヒマはない。今歩いてきたばかりの道をあわててUターンして納経帳をピックアップ、今度はタクシーを呼んで竹内記者と約束した列車に何とか間に合った。ヤレヤレである。
 じつは、今回の納経帳忘れ事件簿には伏線があった。先回の6月のお遍路ードでは、足摺の金剛福寺まで行く予定を途中の「中村止まり」にした関係もあり、一度も納経帳を開かなかった。帰りの列車の中で「今回は納経帳、いらなかったよね。事前に分かっていれば、もう少し荷物を軽くできたのにね」と竹内記者と笑ったのである。その会話に、お大師さまは聞き耳を立てておられたのであろう。文字どおり「天網恢恢疎にして漏らさず」である。重ね重ねゴメンナサイ。
 さて。 7月18日は中村のホテルに泊まり、19日から3回目のお遍路ードを始める。今回は下田から下ノ加江、以布利、窪津とたどり、金剛福寺にお参りして久しぶりに納経帳を開き、足摺の西海岸の美しい海岸線を愛でながら、土佐清水まで進む予定である。
 おそらくこの遍路の途中で、梅雨明け宣言が出るんじゃないかと期待している。今回は土佐清水まで、竹内記者と黒ちゃんのこのブログにお付き合いください。
黒笹慈幾




高知をたってすぐ、竹内記者はあしずり3号の車内で原稿を書き始める。黒ちゃんも弁当を食べ終わったらブログの原稿を書き始めなくちゃ。


忘れてしまった問題の納経帳。結構な厚さなので、1gでも荷物を減らしたい歩き遍路には結構なお荷物になる。あっ、お大師さまにしかられちゃうかも。


前泊の中村市内で初めてのお店「味劇場ちか」で壮行会。吹き抜けのオープンキッチン方式の劇場型の居酒屋で、こんな店が高知の端っこの中村にあるなんて。高知はスゴイ。


「味劇場ちか」の2階フロア。六本木やNYにあってもおかしくないくらいおしゃれ。


「ちか」のメニュー。


お刺身はカツオ、モイカ(アオリイカ)、ヨコ(メジマグロ)。


左からしい貝(イガイ)、にな貝(シッタカ)。シッタカは特大サイズ。


最近は希少になってしまった川エビ、手前ゴリ、の唐揚げ。




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