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2023.03.31 08:35

ハマアザミ、キンメダイ…「らんまん御膳」味わって 高知県東部12施設、4/1からキャンペーン

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料亭「花月」で提供される「春らんまん御膳」(室戸市室津)

料亭「花月」で提供される「春らんまん御膳」(室戸市室津)

 NHK連続テレビ小説「らんまん」の放送開始に合わせ、高知県東部7市町村の飲食店やホテルなど12店・施設が4月1日から牧野富太郎博士にちなんだメニューを提供するキャンペーンを行う。28日まで。

 牧野博士は室戸市に自生するハマアザミを命名し、県東部で栽培が盛んなユズの学名発表にも携わったといわれる。キャンペーンはこうした地域食材や牧野博士の好物だったトマト、牛肉なども使って県東部をPRしようと、飲食店などでつくる高知東部食プロジェクトが企画した。

 ユズの皮が入ったラーメンや牛肉の釜飯、彩り鮮やかなちらしずしなど、各施設が多様なメニューを提供。室戸市室津の料亭「花月」は、ハマアザミの天ぷらやキンメダイの刺し身などの「春らんまん御膳」(税込み2500円)を用意した。店主の山村邦夫さん(57)は「東部は海だけでなく、山のものもうまいと知ってもらいたい」と話している。

 参加店やメニューは県東部観光協議会のサイト「ひがしこうち旅」で確認できる。問い合わせは同協議会(0887・34・0866)へ。(板垣篤志)

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