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2023.03.22 08:40

レトロとファンシーずらり 雑貨とお直し店「ちょっこり」(土佐清水市)―フォっトけないす

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カラフルな雑貨が所狭しと並ぶ店内。オレンジやグリーンを基調としたファンシーでポップな雰囲気に包まれる(写真はいずれも土佐清水市の「ちょっこり」)

カラフルな雑貨が所狭しと並ぶ店内。オレンジやグリーンを基調としたファンシーでポップな雰囲気に包まれる(写真はいずれも土佐清水市の「ちょっこり」)


店主の西原愛子さん。布団店などで買い集めたレトロ柄の生地で、コインケースなどの雑貨を手作りして販売する

店主の西原愛子さん。布団店などで買い集めたレトロ柄の生地で、コインケースなどの雑貨を手作りして販売する

 土佐清水市加久見に昨年9月オープンした雑貨と洋服お直しの店「ちょっこり」。その名の通り、思わずちょっこり立ち寄りたくなる魅力があふれる。

女の子の心をくすぐるガーリーな子ども靴も

女の子の心をくすぐるガーリーな子ども靴も

 空き店舗を活用したスペースには、1960~80年代の食卓を彩った花柄のガラス食器、年代物のレコードプレーヤーやミシンがずらり。レトロでファンシーな空間が広がり、ピンク・レディーやラッツ&スターらの往年の名曲がムードを盛り上げる。

昭和の食卓を彩った「アデリア」などのガラス食器。若い世代にもファンが多い

昭和の食卓を彩った「アデリア」などのガラス食器。若い世代にもファンが多い

 店主の西原愛子さん(47)が20代の頃から集めたコレクション。金物店や陶器店、リサイクルショップに足を運び、200点以上の掘り出し物を探してきた。「昔の物を見ると懐かしいし、あの時代って良かったなって。好きな物に囲まれて、自己満足みたいな店やけん」とほほ笑む。

西原さんの「好き」を詰め込んだ宝箱のような空間。ちょっこり、のぞきたくなる店構えも魅力

西原さんの「好き」を詰め込んだ宝箱のような空間。ちょっこり、のぞきたくなる店構えも魅力

 洋品店で縫製の仕事をした経験を生かし、洋服のお直しやリメークも受け付ける。店を埋め尽くすコレクションはもちろん、西原さん手作りの布製のマルチケースなども販売している。

 現代にない独特なデザインや色使いの雑貨は若い世代からも「かわいい」と人気。「古い物をまた別の人が使ってくれたらいい。幅広い世代の人が店を見に来てくれて、お話しするのも楽しいです」と西原さん。レトロ愛と物を大切にする気持ちが、モノと人の出合いを紡いでいる。(清水支局・小笠原舞香)

高知のニュース 土佐清水市 街ダネ フォっトけないす

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