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2023.03.20 08:38

〝海の桜〟でお花見気分 サクラダイなど6種 土佐清水市・足摺海洋館 

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桜にちなんだ魚などが展示された会場(写真はいずれも土佐清水市の県立足摺海洋館)

桜にちなんだ魚などが展示された会場(写真はいずれも土佐清水市の県立足摺海洋館)

 土佐清水市三崎の県立足摺海洋館「SATOUMI」で、桜をテーマにした企画展が開かれている。名前に「サクラ」を冠した魚や貝殻など6種類を展示。〝海の桜〟でお花見気分が味わえる。5月7日まで。
桜の花びらのような斑紋が特徴のサクラダイ

桜の花びらのような斑紋が特徴のサクラダイ


 水槽内を泳ぎ回るサクラダイは、朱色の体に白い花びらをちりばめたような斑紋が特徴で、舞い散る桜を思わせる。一方、団子のような見た目のダンゴウオは「花より団子」にちなんで展示。ほかに淡いピンクの貝、カバザクラの標本などが見られる。

 水槽の周りには鉢に植えられた本物の桜も並び、会場は華やかな春のムードいっぱい。「SATOUMI桜前線」と題して、土佐清水市や大月町など近隣の桜名所や開花状況を伝えるパネルも展示している。

 飼育担当の高橋晃大さん(27)は「日本人になじみ深い桜にちなんだ魚を見て、風情を感じてほしい」と話している。(小笠原舞香)

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