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2023.03.04 08:47

3年ぶり「嫁石梅まつり」開催中! 梅1000本、3/10ごろ満開 高知市土佐山

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約千本の梅が咲く「嫁石梅まつり」(高知市土佐山中切=山下正晃撮影)

約千本の梅が咲く「嫁石梅まつり」(高知市土佐山中切=山下正晃撮影)

 高知市土佐山中切で恒例の「嫁石梅まつり」が開かれている。鏡川支流の東川川沿いの1・5ヘクタールの梅園に約千本のピンクや白の梅が咲き、訪れた人は「いい匂い」と五感で春を楽しんでいる。3年ぶりの開催で12日まで。

 地元の実行委員会が、この時季だけ一般開放している。梅園の持ち主の森和雄さん(83)によると、日当たりのいい所は五分咲きで見頃を迎え、二、三分咲きの日陰もあと1週間で満開を迎える見込み。今季は開花は遅い分、花が大きく鮮やかさがあるという。

 新型コロナ禍で中止になる前は毎年来ていたという門田潤一さん(96)=土佐山東川=は「この梅を見ていると、もっと長生きして梅を見たい気持ちになるなあ」と、久しぶりの梅園を満喫していた。

 開園時間は午前9時~午後3時。入園料500円(中学生以下無料)。山菜うどんの出店や田舎ずしなどの販売もある。(加藤風花)

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