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2023.02.08 08:45

「なかとさクレスタンカリー」奮闘中! 中土佐町協力隊OB、久礼大正町市場にパキスタンカレー店

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看板メニューの双名島カレーを説明する田中誠一さん(中土佐町のなかとさクレスタンカリー)

看板メニューの双名島カレーを説明する田中誠一さん(中土佐町のなかとさクレスタンカリー)

 中土佐町の地域おこし協力隊を卒業した男性が、同町の久礼大正町市場のチャレンジショップでカレー販売を始めた。町で水揚げされたカツオを使ったメニューも考案し、新名物にしようと奮闘中だ。

 東京出身の田中誠一さん(47)=大野見萩中。都内の専門学校を卒業し各地で働いた後、2019年4月に町の協力隊員になり、久礼漁協で魚の競りなどを担当した。

 元々、カレー作りが趣味だった田中さん。21年には軽トラックを自ら改造しキッチンカーを製作し、移動販売を始めた。22年3月に協力隊の任期満了を迎えたものの同町に残り、今年1月からチャレンジ店でカレーを販売している。

 提供するのは、お気に入りの札幌市のカレー店を手本にした、スープ系のパキスタンカレーで、店名は久礼をかけ合わせた「なかとさクレスタンカリー」。定番のチキンカレーのほか、久礼らしくカツオフレークをココナツミルクと10種類のスパイスで煮込んだかつお節カレーも考案した。ライスを久礼の名勝双名島に見立て、両カレーを相がけした「双名島カレー」(1300円)が看板メニュー。だるま朝日のように半熟卵を添えるこだわりようだ。

 田中さんは「また食べたいとはまるカレーを作り、一人でも多くカレー好きを増やしたい」と意欲を見せる。チャレンジ店での営業は6月末までの金―日曜午前10時~午後4時。イベントに出店するため臨時休業があり、2月の営業は10、17~19、24日。問い合わせは田中さん(090・9839・7975)へ。(富尾和方)

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