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2023.02.05 08:38

もうすぐですね...春告げる福寿草、土佐町で見頃 福寿草まつり2/12まで

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日差しを受けて輝く福寿草。正午~午後3時ごろの観賞がおすすめという(土佐町東石原)

日差しを受けて輝く福寿草。正午~午後3時ごろの観賞がおすすめという(土佐町東石原)

 「幸せを招く」といわれる福寿草が嶺北地域で見頃を迎え、土佐町の峯石原地区では4日、「福寿草まつり」が2年ぶりに開催された。青空の下、黄色に輝く花びらが山里に春の訪れを知らせている。

 同地区の薬師堂敷地内や近くの土手などに古くから自生し、住民が手入れをして守ってきた。「―まつり」は2020年から開き、1週間で約400人が訪れる人気イベントに。ただ、昨年は新型コロナウイルスの影響で中止した。

 4日は町内外から見物客が訪れ、土手を散策しながら愛らしい花の姿を堪能。薬師堂では、住民が地元産の小豆で作ったぜんざいを振る舞った。本山町から初めて訪れた女性(65)は「いよいよ春が始まるって気がしてわくわくしますね」と笑っていた。

 地区の中町幸蔵さん(75)は「寒波の影響で小ぶりだが、見ていると元気がもらえる。花と一緒にこの地区の歴史も感じてほしい」と話している。

 「―まつり」は12日までで、午前10時~午後3時。協力金1人500円(小学生200円、幼児無料)。問い合わせは町企画推進課(0887・82・2450)へ。(谷沢丈流)

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