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2023.02.03 08:40

27歳キリンのフーピー死ぬ...国内2番目の高齢「よく頑張った」高知県立のいち動物公園

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新入りしたノン(手前)に寄り添うフーピー=2022年6月、香南市野市町大谷の県立のいち動物公園(同園提供)

新入りしたノン(手前)に寄り添うフーピー=2022年6月、香南市野市町大谷の県立のいち動物公園(同園提供)

 香南市の高知県立のいち動物公園で1月30日夕、開園初期から親しまれてきた雌のアミメキリン、フーピーが27歳で死んだ。国内2番目の高齢で、園の担当者は「よく頑張ってくれた」と惜しんだ。

 フーピーは1996年、米国から来園。繁殖こそなかったが、10頭のキリンが飼育されてきた同園で〝お姉さん〟役を担ってきた。

 飼育下のキリンは20~25歳が寿命とされる。フーピーは足を悪くして昨春からはバックヤードで過ごし、その頃に来園した雌のノンに寄り添って穏やかな日々を送っていた。

 1月8日には展示場にも姿を見せていたが、30日午後3時半ごろ、バックヤードで倒れて急死したという。死因は腹膜炎だった。

 副園長の本田祐介さん(56)は「扱いが難しいキリンも多い中、フーピーは本当に育てやすく、周囲とも仲良くできる名脇役だった」と振り返り、「(2歳の)ノンが大きくなるまで頑張ってほしかったという思いもあるが、よく長生きしてくれた」と話していた。(深田恵衣)

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