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2022.12.03 08:44

「追手前伝説」売れてます!時計台、地下の池…謎解き明かす一冊 99期生が出版

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鮮やかな写真で校舎を紹介した「追手前伝説」

鮮やかな写真で校舎を紹介した「追手前伝説」

「本校舎は県民の財産」と語る著者の筒井ジェーン典子さん(高知市追手筋2丁目の追手前高)

「本校舎は県民の財産」と語る著者の筒井ジェーン典子さん(高知市追手筋2丁目の追手前高)

 追手前高99期生の筒井ジェーン典子さん(63)が、同校の創立記念日に合わせて11月19日に出版した「追手前伝説」が人気を博している。時計台の中には何が? 地下に池があるって本当? 1931(昭和6)年完成の校舎をくまなく巡り、たくさんの写真を添えて、数々の謎を解き明かした筒井さん。「思い出に浸ったり、話のネタにしたり。多くの人に楽しんでほしい」と話している。

 筒井さんは、人材育成などを行う「人・みらい研究所」代表。著者名で付けたジェーンは愛称で、78(昭和53)年に同校を卒業した。「―伝説」は、筒井さんが同校の思い出を振り返るところから始まる。

 学生時代は、シンボルの時計台が憧れの的。誰もが「中に入ってみたい」と思っていたが、ある時、生活指導の先生が言った。「実は地下に、池が広がってるらしい」「僕は断然そっちを見てみたい」。初めて聞く話に、教室がどよめいたという。だが、ついぞ願いはかなわぬまま、謎は謎のままで卒業した。

 月日が流れ、…

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