2022.12.01 08:36
牧野で撮影、多彩な花 高知市で和写くらぶ展
牧野富太郎博士の生誕160年や、来春始まるNHK連続テレビ小説「らんまん」にちなみ、同園と佐川町の牧野公園で撮影した36枚を展示している。
「白い妖精」と題し、りんと咲く1輪のバイカオウレンを撮影した矢野広文さん(73)=高知市横浜西町=は「毎年欠かさず撮影に行く好きな花です」。青空をバックに雪の中で咲くサクラを切り取った東敬子さん(78)=同市瀬戸東町=の「雪化粧」は「フクジュソウを狙っていたけど、サクラが絶好のタイミングだった」と振り返っていた。
指導する元高知新聞写真部長の門田和夫さん(71)は「同じ被写体でも、人によって切り取り方が全然違う。撮影者が何を感じてシャッターを切ったのか、見に来てほしい」と話していた。写真展は入場無料。(山下正晃)