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2022.11.26 08:31

かかし集合、休校舎にぎやか 佐川町黒岩で住民が初のコンテスト

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休校中の黒岩中学校に並ぶかかし(佐川町黒原の同校)

休校中の黒岩中学校に並ぶかかし(佐川町黒原の同校)

 高岡郡佐川町黒岩地区の住民グループ「黒岩いきいき応援隊」が今年初めてかかしコンテストを開催し、町内から集まった個性豊かな34作品が休校中の黒岩中学校に並んでいる。12月4日まで。

 「中学校に人がいないのは寂しい」と企画し、今夏から作品を募集。同町出身の植物学者、牧野富太郎博士と妻の寿衛(すえ)や、地区伝統の瑞応の盆踊りの踊り手などをかたどったかかしが寄せられた。校舎玄関前に並べ、11月24日に住民らが審査した。

 応援隊の永田滋会長(77)は「地元らしさもあるいろんな作品が集まりうれしい。人口が減る中で、少しでも地域のにぎわいになれば」と話している。(楠瀬健太)

12/4 黒岩文化祭
 黒岩中学校で12月4日午前9時~午後1時、黒岩ふれあい文化祭が開かれる。

 農産物の品評即売、子どもらの絵や写真展示を行うほか、今年は黒岩小学校の創立150周年を記念し、明治時代からの歩みを振り返る写真約300枚を展示する。また3日午後6時からは同地区で花火約500発を打ち上げる。

 問い合わせは住民らでつくる実行委員会(0889・20・9703)へ。

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