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2022.11.24 08:38

片岡大育(黒潮)「感謝のプレーを」ゴルフ・カシオワールドオープンきょう11/24開幕 プロアマで調整 

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プロアマで、にこやかにラウンドする片岡大育と伊能恵子キャディー(黒潮CC)

プロアマで、にこやかにラウンドする片岡大育と伊能恵子キャディー(黒潮CC)

 男子プロゴルフ「第41回カシオワールドオープン」(カシオ計算機など主催)開幕前日の23日、会場の黒潮カントリークラブでプロアマ大会が行われた。賞金王レースでトップを走る比嘉一貴や大会連覇が懸かる堀川未来夢、ホストプロの石川遼、高知市出身の片岡大育ら33選手が入念に調整した。

 今季も残り2戦。翌週の「日本シリーズJTカップ」は賞金ランキング上位者ら30人の戦いとなるため、来季のシード権を争えるのは今大会がラストチャンスとなる。

 プロ15年目、黒潮所属の片岡は、一昨年発症した顔面神経まひと闘いながらの競技生活。今季8戦のうち予選突破は2度だけだが、「徐々に症状が良くなり、ショットにも光が見えてきました」と表情はにこやかだ。

 過去3勝のうち2勝を共に勝ち取った、キャディーの伊能恵子さんと2年ぶりにタッグを組む。報道陣から「名コンビ復活だね」と声を掛けられ、「明るくて元気で。パワーをもらってます」とにっこり。3年ぶりの大逆転シードも視野に「支えてくれた方々への感謝をプレーにぶつける」と力を込めた。

 賞金約1億7914万円を獲得している比嘉は、単独8位以上で初の戴冠となる。カシオは2018年の31位が最高成績だが、「今まではここまでで体力が尽きていたが、今年は体も問題ないし、調子も維持できている。チャンスはあるのかな。2億円を目標に頑張りたい」と意欲を見せた。

 タイトルの可能性を残すランク2位の星野陸也は、比嘉と約7425万円差。「かなり難しい状況だが、大逆転できるように優勝争いできる位置で最終日を迎えたい」と今季2勝目に照準を絞っていた。

 24日は予選第1ラウンド。イン(10番)からは比嘉が8時35分、石川、星野、堀川は同45分にティーオフする。県関係では、日本アマチュア選手権王者の岡田晃平(東北福祉大3年=明徳義塾高出)がインから9時5分、片岡が10時35分。杉山知靖(明徳高出)はアウト(1番)から8時50分。前田紘成(土佐)はアウトの8時10分、弘井太郎(黒潮)は同20分。東大智(高知中央高出)はインから8時5分にコースインする。(横田宰成)

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