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2022.10.22 08:39

高知県がカツオ王国陥落? 3月の消費1位は宮崎市―ニュースを歩く

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宮崎県では10年以上、消費拡大の「初かつおフェア」が地道に続いている(宮崎市港2丁目の水産会館)

宮崎県では10年以上、消費拡大の「初かつおフェア」が地道に続いている(宮崎市港2丁目の水産会館)

 「カツオを日本一食べているのはもちろん高知県民!」―。そう胸を張りたいところだが、総務省の家計調査で、今年3月の1世帯当たりの支出額、購入頻度でともに全国1位に躍り出たのは宮崎市だった。

 宮崎県では、地元メディアが「初の日本一」「王者・高知市を上回る」と大々的に報道。「初かつおフェア」などで消費拡大に取り組んできた関係者に喜びが広がった。

 当地では、キュウリやピーマンなど、全国トップ級の生産量を誇る農産物もそろう。10月上旬に鹿児島県で開かれた和牛能力共進会でも、宮崎牛が4大会連続の最高賞を受賞するなど畜産も盛んだ。

 そして実は、日本列島周辺の近海で操業するカツオ一本釣り船も全国最多。27年連続の漁獲量日本一を誇っている。

 なぜ、宮崎市では3月に消費が高まったのか。「カツオといえば高知」という王者の看板はもう掲げられないのか―。

 宮崎県を訪ねた。

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