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2022.09.13 08:35

香り米「十和」品種登録 〝十和錦〟発見から67年で念願成就 四万十町

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香り米を発見した水田に立つ上山チドリさん(左)と宮内重延さん=四万十町井崎

香り米を発見した水田に立つ上山チドリさん(左)と宮内重延さん=四万十町井崎

 高岡郡四万十町を中心に栽培され、町特産の仁井田米にもブレンドされる人気の香り米、十和錦がこのほど、農林水産省に「十和」の名称で品種登録された。過去にも登録を目指す動きはあったが実現せず、今回は地元農家の発見から67年後の念願成就。出願した関係者は「町の宝と言えるコメを全国に広める道が開けた」と喜んでいる。

 十和錦は1955年ごろ、四万十町井崎(旧幡多郡十川村)の上山岩雄さん(故人)、チドリさん(91)夫妻が植えた黄金錦の突然変異種。いった大豆に例えられる独特の香ばしさが人気を集めて栽培が広がり、57年の旧十和村誕生を記念して十和錦と名付けられた。

十和錦の米袋。品種名でないため、表記した上でペンで消される

十和錦の米袋。品種名でないため、表記した上でペンで消される

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