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2022.08.22 08:38

大豊の山を潤し守る 林業作業員 川崎皓太さん(20)香南市―ただ今修業中

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集材用の林業機械に乗り、丸太をグラップルでつかんで荷台に積み込む川崎皓太さん(大豊町南大王)

集材用の林業機械に乗り、丸太をグラップルでつかんで荷台に積み込む川崎皓太さん(大豊町南大王)


 標高約800メートル。長岡郡大豊町南大王の人工林で「ズドーン」という音とともに地響きが伝わってくる。10分もしないうちにまた「メキ、メキメキ。ズドーン」。樹齢40年、高さ25メートルほどに成長したスギが次々と切り倒されていく。

 チェーンソーで伐倒後、プロセッサと呼ばれる林業機械で枝を払い、玉切りする。マジックハンドのようなグラップルで4メートルほどになった丸太をつかんで集材用の林業機械の荷台へ積み重ねていく。

 林業作業員として大豊町森林組合で働き始めて2回目の夏。「まだまだ半人前。効率良くできなくて先輩の作業の手間を増やすことが多いです」と汗を拭いながら話すが、共に働くベテラン作業員の鎌倉幸司さん(38)は「最初から機械も使えるし、何をやっても器用。指示待ちじゃなくて、自分で行動してくれるからこっちも助かってます」と即戦力として頼りにしている。

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