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2022.08.13 08:40

JR高知駅、帰省客まばら コロナ抗原検査センターは行列

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スーツケースや土産袋を携えて改札を通る帰省客ら(JR高知駅=森本敦士撮影)

スーツケースや土産袋を携えて改札を通る帰省客ら(JR高知駅=森本敦士撮影)

 お盆シーズンの帰省ラッシュがピークを迎え、JR高知駅では12日、親子連れらが「ただいま」「元気そうでよかった」と久々の再会を喜んだ。3年ぶりに行動制限のないお盆となったが、全国的に新型コロナウイルス感染が拡大していることもあり、改札を通る人波はまばら。一方、駅前の無料抗原検査センターには、帰省客や家族を出迎える人らが行列をなした。

 JR四国によると、10~17日の平均予約率はコロナ禍前の2018年の65・8%。12日の岡山からの特急「南風」の乗車率は最大で約80%だった。

 昼の便で到着した徳島県の男子大学生(21)=高岡郡梼原町出身=は「やっぱり地元は落ち着く。友達と釣りをしたい」と笑顔。3年ぶりに東京都から帰省する弟を迎えに来た高知市の女性(29)は「どんな風貌になっているか楽しみ。ゆっくりくつろいでもらいたい」と話し、改札から出てきた弟に駆け寄った。

 県が高知駅南口に設置している無料抗原検査センターには、朝に約30人、日中も10人ほどが並んだ。

 息子夫婦の帰省前に検査を受けに来た高知市の女性(64)は「義父を在宅で介護しているので気を使う」。11日の検査で陰性が確認された息子夫婦に続き、この日、女性も陰性の結果が出た。「これで安心してみんなで会える」とほっとした様子だった。(山崎友裕、高井美咲)

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