2022.08.12 13:42
【紙面に掲載できなかった記事特集2日目】眠る少年/り組の武将/はりまや君?〈高知 よさこい 2022〉
地方車の爆音と鳴子が響く帯屋町のアーケードで、すやすや眠る男の子がいた。
介良小1年の小栗晃基君(6)。通り掛かった人が「熱中症?」「大丈夫ですか」と慌てて駆け寄るたびに、見守る母親は「寝てるだけなんです」と苦笑いで頭を下げた。
「どこでも寝る子なんですけど、まさかここで寝るとは…」と母親。将来は大物になりそうですね。
り組の武将
やあやあ、われこそはチョッキー信長であるぞ。控え、控えおろう―。
「り組(高知県理容生活衛生同業組合)」の演舞の設定は、戦国時代。こちらは千代喜(ちよき)城の城主、チョッキー信長さん、だ。
「殿様より目立つ役があると言われて」喜んでいたら、レンタルの甲冑(かっちゅう)(重さ約20キロ)を着るはめに。それでも「決死の覚悟を決めて戦(よさこい)に来た。土佐のまつりは最高でござる」。
チョッキーさんこと、藤岡愛山さん(58)は力強く語っていました。
國士舞双の「はりまや君?」
それではみなさん、また来年。よさこいで会いましょう!