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2022.08.12 08:40

新大栃橋開通、3.5メートルに拡幅 老朽化で架け替え 高知県香美市

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完成した新しい大栃橋。住民らが早速、通り初めを楽しんだ(香美市物部町大栃)

完成した新しい大栃橋。住民らが早速、通り初めを楽しんだ(香美市物部町大栃)

 香美市物部町大栃の国道195号に新しい大栃橋が完成し、11日に開通式が行われた。住民は早速通り初めを楽しみ、災害時に緊急輸送道路としても活用される橋の誕生を喜んだ。

 従来の大栃橋は1955年に架けられ、物部町と香美市中心部や高知市方面をつなぐ重要な役割を担ってきた。老朽化が進んだ上、現行の耐震基準を満たしていないため、2013年度から架け替え工事が進められてきた。

 旧橋と並行する形で新設された大栃橋は、上部がアーチ状の構造で全長201メートル。旧橋は片側車線の幅が2・75メートルで大型車両のすれ違いが難しかったが、新しい橋は路肩部分を含めて3・5メートルに拡幅。片側には2・5メートルの歩道も整備された。周辺道路の整備を含む総事業費は約32億円。

 地元の奥物部ふれあいプラザでは、約50人が出席して開通式が行われ、香美市の依光晃一郎市長が「(橋が架かる)国道195号は香美市の豊かな歴史、自然を尊重した地域づくりに必要不可欠な路線だ」とあいさつ。開通セレモニーでは地元の園児や小学生らが笑顔で通り初めを楽しんだ。同プラザではもち投げも行われ、新しい橋の完成を祝う大勢の住民でにぎわった。(海路佳孝)

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