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2022.08.11 08:40

【写真特集1日目】高知の夏 熱く華やかに〈高知 よさこい 2022〉

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キッズフラフ隊登場 なかとさもん

 「なかとさもん」で園児ら3人がたくましく旗を振っている。岩瀬渉ちゃん(5)、日林勇人(はやと)ちゃん(5)、清岡千路(いちろ)君(6)。チーム初のキッズ隊だ。

 3年前、渉ちゃんはフラフを振る大人を見て「かっこいい。やりたい」と一目ぼれ。特別演舞開催が決まるやいなや「フラフを持ちたい」と、父で代表の和広さん(42)におねだりした。

 「園児がチームに入った前例はない。優遇するわけにはいかない」と却下されると、渉ちゃんは保育園の友達の勇人ちゃんを連れてきたそうで、和広さんは根負け。小学1年の千路君も加わり、カツオを描いた縦90センチ、横60センチの小さなフラフを3枚発注したという。

 この日、渉ちゃんは「回転するのが難しかったけど、力を振り絞ってできた。今は体力0%やけど、明日も頑張る」。ミニフラフを空に掲げ、にっこり笑った。


オホホホホー
 「姫にしか見えんよね。なんか文句ある?」と、腰元の踊り子に鋭い視線を向けるのは「り組(高知県理容生活衛生同業組合)」の「ちょき姫」。自称28歳。

 髪のセットに時間はかかりません。かつらです。衣装は踊り子が成人式で着た、いつぞやの振り袖。暑いので裏地を切ってます。

 姫こと松井一恵さん(50)。「踊ってるかって。私はなーんにも。ただ愛想振りまいてるだけですけど」と、オホホホホー。


初よさこいの感想は?
 ぎらりと光るハートのサングラス越しに、踊り子をじっと見つめる福田美命(みこと)ちゃん(5)。人生初のよさこいにテンションが上がり、父親に近くの100円ショップで買ってもらったという。

 では、初のよさこいの感想は? 

 「まっくろ」と真顔でぼそり。父親が「そこは『きれい』やろ」と助け舟をだしたが、美命ちゃんは口を閉ざしたままだった。


アイドルかっ
 派手なうちわを持つのは高知大学女子ラクロス部のメンバー。「(コロナ下で)大声を出せないので、うちわで応援しようと思いまして…」

 ギラギラのモールで縁取られたうちわに、「学生団体コンパスよさこいチーム叢雲」の踊り子の名前や顔写真が貼られ、裏返すと「好き」「ウインクして」の文字が。

 「あっ、来た来た~」の声で一斉にうちわをフリフリする姿は、まるでアイドルの追っかけ。「最高でした!」「いつも以上にかわいいっ」と言い残し、次の会場に向かっていた。


辞めどき分からず…
 ご存じ、鳴子星人です。全身に15個の鳴子付き。「一発屋のつもりで始めたけど、辞めどきが分からなくなって」20年続けている、とか。11日も、来年も会場で会いましょう。


生き返るう
 「こっちも~、こっちもお願い~」。踊り子に呼ばれたスタッフが霧吹きで水をシュッシュッ。

 東京のチーム「七福よさこい連 祝禧(いわいめでた)」の熱中症対策。「日差しがじりじり。ここはサウナですか」と暑さにうんざりしていた踊り子の小林希未さん(21)=埼玉県=は水を吹きかけられ、「ふう。生き返るう」。笑顔を取り戻し演舞に向かった。

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