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2022.08.01 08:35

3年ぶり提灯台、雨でも熱気 高知県四万十市でしまんと市民祭

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ずぶぬれになりながら提灯台を回す担ぎ手や踊り子ら(四万十市中村大橋通1丁目)

ずぶぬれになりながら提灯台を回す担ぎ手や踊り子ら(四万十市中村大橋通1丁目)


 四万十市中村大橋通1丁目のお祭り広場で7月30日、「しまんと市民祭」が開幕し、3年ぶりに名物の「なかむら踊り」と「提灯(ちょうちん)台」のパレードが行われた。大雨の中でも踊り子や観客ら延べ約4千人(主催者発表)が集い、祭りの熱気に酔いしれた。

 踊りや提灯台は例年、中心市街地を練り歩くが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて会場を移し、入場規制を行った。

 雨の影響で祭りは2時間遅れの午後5時に始まり、5チーム約260人が元気になかむら踊りなどを披露。日没後は提灯台4基が登場し、会場内を練り歩いた。担ぎ手は雨に打たれつつ大きな水たまりの中を勢いよく回転し、「もっとまわれ!」と気勢を上げた。最後は踊り子と提灯台の総踊りでにぎやかに締めた。

 提灯台を担いだ松本健都さん(28)は全身ずぶぬれになりながら、「心配事は多かったけど、やってよかった。気持ちいい」と晴れやかな表情だった。

 市民祭は8月6日に「全日本女郎ぐも相撲大会」(一條神社)、27日に6千発を打ち上げる花火大会が開かれる。(河本真澄)

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