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2022.07.14 08:31

グリーンレモン爽やか 高知県黒潮町で収穫最盛期

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ハウスで実ったグリーンレモン(黒潮町浮鞭)

ハウスで実ったグリーンレモン(黒潮町浮鞭)

 鮮やかな緑色と強い香りが特徴のグリーンレモンが、幡多郡黒潮町で収穫の最盛期を迎えている。収穫は9月末まで続き、関東や関西を中心に出荷される。

 黄色く熟す前に収穫するため、果汁が多く酸味や香りも強い。JA高知県大方支所によると、今季は同町など幡多地域の農家12人でつくる「黒潮グリーンレモン研究会」が計269アールで栽培している。生産量は年々増えており、昨年は約63トン。今年は70トンに達する見込みという。

 同会の会長を務める下村昌幸さん(57)=同町入野=は同町浮鞭のハウスで、熱中症対策に果汁を搾り入れたスポーツドリンクを飲みながら作業に汗を流している。今年は実の成長が昨年より1週間ほど遅いが、品質は安定しており、実の数は多いという。下村さんは「これからも生産農家を増やして日本一の生産地を目指したい」と意欲を見せている。(河本真澄)

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