2022.07.07 08:35
高校生の力作604点審査 高知・安芸全国書展 21都道府県52校から出品
安芸全国書展高校生大会の審査(安芸市女性の家)
書家の藤田紅子さん(高知市)と小竹石雲さん(岡山市)が審査。2人の前に、次々と漢文の臨書や創作など多彩な作品が示され、「これは勢いがあっていい」「若々しさがある」と1点ずつ評価していった。
藤田さんは「技術力はまだまだだけど、高校生にしか書けない瞬発力が伝わってくる」。小竹さんは「日常の練習にどれだけ真摯(しんし)に取り組んでいるかは、線の質に表れる。深みやつやのある線の作品には感心する」と話していた。
審査は7日も行われ、結果発表は15日。文部科学大臣賞などの入賞作品と入選作品は8月11~28日に、安芸市土居の市立書道美術館で展示される。(宮内萌子)