2022.07.02 08:40
夏彩る黄金色 「きび街道」に行列も 高知・いの町枝川
黄金色にゆで上がったトウモロコシ(いの町枝川)
「きび街道」と呼ばれ、毎年5月下旬から店が出始める。30年ほど前のピーク時は10軒以上が並んだが、高齢化などの影響で現在は3軒ほど。それでも多い日には60~70人の行列ができる。
水田善道さん(66)の店では、朝どれのトウモロコシをスタッフがせっせと塩ゆで。一粒一粒がぎゅっと詰まったぷりぷりの実にかぶりつくと、口いっぱいに甘みが広がった。
「梅雨の長かった昨年より天候に恵まれて品質がいい」と水田さん。7月上旬まで営業するという。(谷川剛章)