2022.07.01 08:35
夏なのに… プール休止 高知県内のセリーズと巨峰園、コロナ影響で3年連続
コロナ禍前の夏。水を掛け合って元気にはしゃぐ子どもたち(2019年7月、高知市のサンピアセリーズ)
例年は7月中旬にプールの営業を開始し、多くの家族連れらでにぎわっていた。コロナ下の営業休止は3年連続で、セリーズは「水中やプールサイドでマスクを着用してもらうわけにはいかない、対策が難しい」、巨峰園は「消毒に手が回らず、感染リスクを完全に減らすことができない」としている。
高知市では、市総合体育館のプール(大原町)も設備故障のため6月18日より臨時休業中。市によると、再開時期は未定だが、7月16日から始まる3連休には営業を再開できるよう準備を進めているという。
市営の健康施設「ヨネッツこうち」(長浜)は、貯湯槽のトラブルのため6月22、23日に臨時休館していたが、24日から温水シャワーなどの一部設備を制限した上で営業を再開している。
県民体育館(桟橋通2丁目)、春野総合運動公園(春野町)のプールはそれぞれ、利用人数の制限などコロナ対策をした上で営業している。(川田樹希、人見彩織)