2022.06.29 08:40
四国インターハイ、高知県での屋外競技は有観客 競泳など一部無観客
今年のインターハイは24年ぶりに四国で開催。本県では水泳(競泳、飛び込み、水球)、ソフトボール、相撲、剣道、レスリング、テニス、ボクシング、少林寺拳法を実施する。
近年のインターハイは、新型コロナウイルスの影響で20年が史上初の中止となり、21年は原則無観客で開催した。今年の開催については全国高校体育連盟が5月、コロナ対策を徹底した上で、原則有観客で実施するとの方針を示していた。
これを受けて、県実行委と全国高体連の各専門部などが、会場の容量や競技の特性などを踏まえて協議。いずれも屋内競技の競泳、レスリング、少林寺拳法が、施設の収容人数に対し、選手、監督の人数が占める割合が多いことから、無観客とすることを決定。剣道は選手1人につき保護者(学校関係者含む)は2人までで、一般の観戦はなし▽水球は各チームごとに保護者(同)は40人まで、一般観客は30人まで―などの条件を付けた。
入場制限を設けていない他の競技・種目も、座席数を減らすなどのコロナ対策を取った上で、観客数が会場の上限に達した時はその後の入場を打ち切る。
総会には約60人が参加。21年度の収支決算書を承認したほか、インターハイに向けた高校生のPR活動の報告を受けるなどした。(井上真一)