2024年 04月20日(土)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2022.06.26 08:38

仲良し!?クラゲとアジ 一緒に捕まり足摺海洋館へ仲間入り 高知県土佐清水市

SHARE

足摺海洋館「SATOUMI」に仲間入りしたムラサキクラゲの一種。クロヒラアジが寄り添って泳ぐ姿がほほ笑ましい(写真はいずれも土佐清水市三崎)

足摺海洋館「SATOUMI」に仲間入りしたムラサキクラゲの一種。クロヒラアジが寄り添って泳ぐ姿がほほ笑ましい(写真はいずれも土佐清水市三崎)

 高知県土佐清水市の県立足摺海洋館「SATOUMI」にこのほど、ムラサキクラゲ属の一種が仲間入りした。一緒に捕獲されたクロヒラアジが寄り添って泳いでおり、ほほ笑ましい姿を見せている。

 主にインド洋など熱帯の海に生息し、太平洋でも時々見られるクラゲ。鮮やかな紫色のかさが特徴で、体長10~20センチほど。ムラサキクラゲに似ているが、かさの縁の模様などが異なる。種がはっきり分かっておらず、水族館での展示例も少ないという。
かさの中に隠れてしまうことも

かさの中に隠れてしまうことも


 22日、同市窪津沖の定置網にクロヒラアジの幼魚と一緒に入り、引き取った同館が24日に一般展示を始めた。

 アジは外敵から身を守るためか、毒を持ったクラゲの横を離れず、かさの中に体をすっぽり隠すことも。新野大館長(65)は「見た目がきれいなクラゲと、けなげに寄り添うアジ。かわいらしい姿を見てほしい」と話している。(小笠原舞香)

高知のニュース 土佐清水市 動物・生き物

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月