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2022.05.27 08:25

新嘗祭献上のコメ、芸西村で田植え式

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豊作を祈って苗を植える早乙女姿の女性たち(芸西村和食甲)

豊作を祈って苗を植える早乙女姿の女性たち(芸西村和食甲)

 皇居で11月23日に行われる「新嘗祭(にいなめさい)」に使うコメの献穀者に安芸郡芸西村の農家、谷山広明さん(59)が選ばれ、26日に谷山さんの田んぼで田植え式が行われた。

 新嘗祭は宮中祭祀(さいし)の一つで、天皇が五穀豊穣(ほうじょう)に感謝し、各都道府県で収穫された新穀を神々に供える。本県では毎年、県内5ブロックの持ち回りで献穀者を選んでおり、同村からの献穀者は初めてという。

 式には、村や県の農業関係者ら21人が出席。約300平方メートルの献穀田の一画に、JA高知県の女性職員5人が早乙女姿で「にこまる」の苗を植えていった。

 コメは9月下旬に行う「抜穂(ぬきほ)式」で収穫し、選別した上で献上する。谷山さんは「とても名誉なこと。一生懸命育て、甘いコメに仕上げたい」と話していた。(宮内萌子)

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