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2022.05.26 08:32

ひながすくすく…本川キジ、ふ化始まる 6月末までに8000羽 高知県いの町

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ふ化して2日目のキジのひな(いの町葛原の本川手箱きじ生産企業組合)

ふ化して2日目のキジのひな(いの町葛原の本川手箱きじ生産企業組合)

 高知県吾川郡いの町本川地域で、特産のキジのふ化が始まっている。6月末までに約8千羽がかえる見込みで、冬の出荷に向けて小さなひながすくすくと育っている。

 「本川手箱きじ生産企業組合」(同町葛原)が雄40羽、雌200羽ほどを飼育している。2年前は新型コロナウイルスの影響で需要が少なく生産を抑えたが、昨年からはインターネット販売の注文も増加傾向。今年は例年より千羽ほど多くふ化させるという。

 卵は温度や湿度を管理する機器に入れ、今月上旬から続々とひなが生まれている。ひな小屋で40日ほど育てた後、同町大森などのキジ舎に移して放し飼い。1キロ前後に育て、来年1月から県内外へ出荷する。

 同企業組合の山本周児理事長(63)は「今年もおいしい肉を一生懸命に育てたい。首都圏への販路も拡大していければ」と話している。(谷川剛章)

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