2022.05.21 08:35
ジンベエザメ 5/22見納め 土佐清水 海遊館施設放流へ
「海洋生物研究所以布利センター」の第2水槽で飼育されているジンベエザメ。22日で見納めとなる(海遊館提供)
一般公開している第2水槽で飼育するのは、2019年6月、室戸市沖の定置網に入った雌(推定年齢9歳、体長5・1メートル)。血液採取や行動観察するなどして生態調査を進め、「必要なデータ収集が一段落した」と同館。回遊経路を調べるため、発信器を背びれに付けて、土佐清水市以布利沖に放流することになった。
22日でいったん見納めとなるが、今後新たな個体が入れば再開されるという。同館の担当者は「今後も多くの方にジンベエザメの生態や高知の海の豊かさを知ってもらえる機会を提供したい」としている。(小笠原舞香)