2022.05.20 08:33
ゴールはひろめ市場! 足摺→高知市170キロ踏破へ10人が出発 3日間で名所観光も
約170キロの旅に出たランナー。観光名所や景色を堪能しながらゴールを目指す(土佐清水市足摺岬)
徳島市のランニングクラブ「ウルトラソウル」(山北雅則代表=高知市出身)の主催。2019年まで室戸岬―足摺岬の242キロを57時間以内で駆ける「土佐乃国横断遠足」として催していたが、以降は新型コロナウイルス禍で中止していた。
今回は代替イベントとして、距離や人数を縮小して“逆打ち”。「土佐乃国」を逆さに読んだ「にくのさと旅」と称して開催した。コンセプトは「旅するラン」で、ランナーは観光名所や休憩スポットに立ち寄り、四万十市などで寝泊まりしながら歩を進める。
参加者はこの日の正午過ぎ、土佐清水市足摺岬の中浜万次郎銅像前をスタート。早速、四国霊場38番札所金剛福寺に向かったり、太平洋の雄大な眺めを満喫したりと、思い思いのペースで土佐路を駆けた。
参加した男性(54)=大阪府池田市=は「景色や夜のおいしいご飯が楽しみ。のんびり、ゆっくり走りたい」と声を弾ませていた。(小笠原舞香)