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2022.05.07 08:21

感情揺さぶる展開「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」―こうち★Showえいが

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小戸川(左)ら、登場するのは全員個性的。木下麦監督のオリジナルで、脚本は「セトウツミ」の此元和津也。面白いのはもっともだろう=(c)P.I.C.S./映画小戸川交通パートナーズ

小戸川(左)ら、登場するのは全員個性的。木下麦監督のオリジナルで、脚本は「セトウツミ」の此元和津也。面白いのはもっともだろう=(c)P.I.C.S./映画小戸川交通パートナーズ

 オッドタクシーは、夜の東京で流しの個人タクシーを運転している中年男性のセイウチを軸に、友人の猿やゴリラ、客の犬や猫、アルパカら、いろいろな動物のキャラクターが登場するミステリーサスペンスだ。

 テレビ東京で昨年4~6月、13話完結のオリジナルアニメとして放映され、評判になった。ゆるくてかわいい登場人物たちの見た目とは裏腹に、貧困や育児放棄、いじめ、芸能界の裏側、汚職や凶悪犯罪、暴力団…など、深い闇の世界が随所に描かれる。気持ちがどんよりへこみそうな要素ばかりだが、テレビ版は回を追うごとに、目が離せなくなる不思議な魅力がある。

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