2022.05.03 08:30
高知・永瀬ダムの節水緩和 貯水率60%に回復「リスク減った」渇水時は魚大量死も
国や高知県、利水関係者でつくる物部川渇水調整協議会は2日正午から、永瀬ダム(香美市)下流の二つの農業用取水堰(ぜき)の節水率を50%から30%に緩和した。過去40年で例のない水不足の危機はいったん回避された。
記録的少雨により、協議会は4月14日から30%、同18日から50%の流量カットを実施。それでも貯水率は同24日に4・57%まで下がり、利水容量には含まれない底水を放流する異例の措置が迫っていた。
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