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2022.05.02 08:40

薫風にひらひら1000枚…Tシャツアート展が久々5月開幕 5/5まで高知県黒潮町

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約千枚が砂浜を彩るTシャツアート展(黒潮町入野の入野海岸=佐藤邦昭撮影)

約千枚が砂浜を彩るTシャツアート展(黒潮町入野の入野海岸=佐藤邦昭撮影)


 3年ぶり、薫風にひらひら―。「第34回Tシャツアート展」が1日、幡多郡黒潮町の入野海岸で始まった。5月開催は2019年以来。国内外から寄せられたイラストや写真入りのTシャツ約千枚が風に揺れ、家族連れらを楽しませている。5日まで。

 同町のNPO法人砂浜美術館の主催。20、21年は新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ秋に開催していた。

 会場の浜辺には、県内外や国外からの応募作857点と歴代の砂浜大賞受賞作品などが、約300メートルにわたって並んだ。訪れた人は風に吹かれる作品をじっくり眺めたり、波打ち際で遊んだり。午後には「砂浜ウェディング」も開かれ、会場は和やかな雰囲気に包まれた。

 高岡郡四万十町に家族で帰省しているという小学5年の橋聡一朗君(10)=大阪府四條畷市=は「Tシャツはみんな個性的でかわいい。自然がいっぱいでほっとします」と明るく話していた。

 海岸では3日にシーサイドはだしマラソン全国大会、5日にビーサン飛ばし大会(当日受け付け)も開催される。(河本真澄)

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