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2022.05.02 08:39

知ってます?タイワンコロザメ 水族館での展示は貴重 土佐清水市の足摺海洋館に仲間入り

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足摺海洋館「SATOUMI」に仲間入りしたタイワンコロザメ(同館提供)

足摺海洋館「SATOUMI」に仲間入りしたタイワンコロザメ(同館提供)

 水族館での展示は珍しいタイワンコロザメがこのほど、高知県土佐清水市三崎の県立足摺海洋館「SATOUMI」に仲間入りした。同館は「貴重な機会。多くの人に見てもらいたい」と呼び掛けている。

 主に台湾から南日本海域に生息するカスザメの仲間。背面に斑点があり、平べったく、ひし形の体をしておりエイのようにも見える。

 4月18日朝、幡多郡大月町安満地沖の定置網に入り、連絡を受けた同館が引き取った。体長約1.6メートルの雌で、同館の外洋水槽でサバやアジなどと一緒に過ごしている。高知大学理工学部海洋生物学研究室の遠藤広光教授(57)は「採取記録や報告事例が少なく、一般の人が見られるのは珍しいのではないか」と話している。

 海底に身を潜め捕食する性質があり、水槽の中でも動くことは少ないものの、存在感はたっぷり。新野大館長(65)は「外傷もなく体調も良い。元気に長生きしてほしい」と話していた。(小笠原舞香)

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