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2022.04.22 08:40

御衣黄って何? 「ぎょいこう」と読む萌黄(もえぎ)色の珍しい桜、土佐清水市で花盛り

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 高知県土佐清水市足摺岬の「おおどトンボ公園」で、爽やかな萌黄色の桜「御衣黄」が花盛りを迎え、春風に揺れている。


 ソメイヨシノなどが散りゆくこの時季、見頃を迎える八重咲きの桜。気品ある色合いの花が、平安貴族がまとっていた萌黄色の装束に見立てられ、その名が付いたという。

 トンボなどが生息するビオトープや、季節の花々が楽しめる同公園。御衣黄は、住民ら有志が公園を整備した2006年に植えられ、今年も例年通り、3月の終わりごろから少しずつ開花した。

 ウオーキングの合間に訪れた市内の女性(73)は「上品で優しい色。桜がまだ楽しめるのがうれしいですね」。

 咲き進むにつれて花弁の中心はほんのり桃色に染まり、やがて花ごと落ちていく。花が終わると、初夏がやってくる。(小笠原舞香)

高知のニュース 土佐清水市 自然・植物

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