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2022.04.10 08:37

クジラを追って20年、夫婦で案内ツアー 貴重な姿を捉え紹介も 浦戸(高知市)―ちいきのおと(66)

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描いた絵の前で、クジラとの思い出を振り返る坂本径世さん、正樹さん夫妻(高知市浦戸)

描いた絵の前で、クジラとの思い出を振り返る坂本径世さん、正樹さん夫妻(高知市浦戸)


 “おらんくの池”のクジラを追い、20年ほど船を走らせた夫妻がいる。ホエールウオッチング業を営んでいた高知市浦戸の漁師、坂本正樹さん(57)と径世さん(53)。「子どもと同じぐらい、クジラのことを考えよった」という2人。今は観鯨は休止中だが、絵筆を握る妻はキャンバスにクジラの姿を追っている。 

 2人が浦戸港発のホエールウオッチングを始めたのは1999年。正樹さんはハマチやどろめを取っていたが、当時は魚価が低迷し、不漁続き。海でクジラをたびたび目にしていたこともあり、生活の糧にと始めた。子育て中の径世さんが一から生態を勉強し、ガイドとして同乗。「それでは、龍馬さんにお願いして出発しましょう」の掛け声とともに波を切って走った。

海面から顔を出すクジラ。船上は大歓声(浦戸沖=坂本さん提供)

海面から顔を出すクジラ。船上は大歓声(浦戸沖=坂本さん提供)

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