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2022.03.27 08:35

おしゃべりの花咲く店 住民憩う「愛ちゃんストア」 「お客さんが来てくれる。それがうれしい」種崎(高知市)―ちいきのおと(64)

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笑顔で接客する浜口美佐子さん。「きょうのおすすめはブロッコリー」(写真はいずれも高知市種崎)

笑顔で接客する浜口美佐子さん。「きょうのおすすめはブロッコリー」(写真はいずれも高知市種崎)

 トンビが気持ちよさそうに空を飛んでいる。浦戸湾を渡ってきた県営渡船の汽笛が響く。高知市種崎。船着き場の前の道を真っすぐ進んだ先に、お年寄りの憩いの場になっている「愛ちゃんストア」がある。「はいっ! いらっしゃーい」「今日はアマダイがおいしいがよ。まけちゃお」。店主の浜口美佐子さん(72)の笑顔が今日もはじけている。

 種崎で唯一の食料品店。倉庫のような造りで、看板はなく、存在を知らなければ通り過ぎてしまいそうだ。

 浜口さんは毎朝3時に起床。弘化台の市場で商品を仕入れ、午前6時ごろにはシャッターを開ける。安い日にはキュウリやニンジン、レタスなどを100円で、ホウレンソウやチンゲンサイなどを50円で並べる。通りを挟んだ自宅の1階も店で、こちらでは鮮魚やおでん、カップ麺などが売られている。

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