2022.03.24 08:34
香南市入札情報漏えい事件 元市議に2年求刑、弁護側は猶予求める 高知地裁
香南市発注工事を巡る入札情報漏えい事件で、あっせん収賄罪などに問われた元市議の志磨村公夫被告(62)の公判が23日、高知地裁で開かれた。検察側は「立場を利用し、入札の公正を害した」として懲役2年、追徴金10万円を求刑。弁護側は執行猶予付き判決を求めて結審した。判決は4月20日。
志磨村被告は、捜査段階で入札情報を市課長から聞いたと説明していたが、後に清藤真司・前市長から聞いたと供述を変遷。高知地検が課長の起訴を取り消し、情報漏えい者を“氏名不詳の市職員”と訴因変更する異例の展開となっている。…