2022.03.17 08:37
高層住まいの草分け―高知(ここ)に住まう 第2部 ニュータウンは今(8)
住民による自主管理が続く高層団地「鏡川コーポ」(高知市鴨部1丁目、ドローンで佐藤邦昭撮影)
1977年8月。本紙はこんな大見出しとともに、写真5枚を使って新時代の団地を紹介した。
高知市の鏡川沿いに完成した「鏡川コーポ」。団地ブームの中、県住宅供給公社が手掛けた高層分譲団地の草分けだ。当時はまだ県内ではマンションは珍しかった。
1・8ヘクタールの敷地に、11階建てと8階建ての2棟が並ぶ計320戸。中央に集会所や公園、周囲に広い駐車場も設けた。価格は1200万~1500万円ほど。当時としては戸建て並みだった。
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