2022.01.12 08:33
「波」が引いた後は…―高知(ここ)に住まう 第1部 県都マンション熱(10=終)
まちなかで迎えたマンションの建設ラッシュ。ピークを過ぎるとの見方が強い(高知市内=森本敦士撮影)
「マンションは、完成までに完売するのが理想的。だけど、1年ほど前から販売ペースが遅くなってきた」
懸念するのは、新築なのに埋まらない「完成在庫」を抱えること。空き戸数が増えると、投資額の回収は難しくなり、値引きなどで販売計画を見直す必要が出てくる。
「まちなか」ニーズとともに起きた、分譲マンションの建設ラッシュ。建設コストの高騰などで販売価格も上がり、今の主流は3千万~4千万円台になっている。
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