2022.01.06 16:35
三浦綾子さんの未発表の詩発見 夫への深い愛、北海道旭川
三浦綾子さん(左)と夫の光世さん=1993年12月、北海道旭川市
代表作「氷点」などで知られる北海道旭川市出身の作家三浦綾子さん(1922~99年)の未発表の詩が同市の三浦綾子記念文学館で見つかった。「光は個体になるのだろうか。あなたに会った時 本当にそう想った」などと、公私ともに三浦さんを支えた夫光世さん(24~2014年)への愛情が記されていた。
タイトルは「三浦光世に捧げる詩」。原稿用紙1枚にはほかに「光が声になるのだろうか はじめてあなたの讃美歌をきいた時 私は本気でそう思ったものだった」などともつづられていた。
綾子さんと光世さんは1959年に結婚。多くの病に苦しんだ綾子さんを光世さんは献身的に支えた。