2024年 04月25日(木)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2021.12.28 08:38

高知県西部、一面真っ白に 今季一番の冷え込み

SHARE

銀世界を走る鉄道車両(27日午前9時15分ごろ、四万十市有岡)

銀世界を走る鉄道車両(27日午前9時15分ごろ、四万十市有岡)


歩道にも5センチほどの雪が積もった(27日午前10時ごろ、宿毛市平田町戸内)

歩道にも5センチほどの雪が積もった(27日午前10時ごろ、宿毛市平田町戸内)

 高知県内は27日、強い寒気の影響でこの冬一番の冷え込みとなり、観測16地点中12地点で今季最低気温を記録。山間部のほか、宿毛市や四万十市の平野部も雪化粧した。

〈ギャラリーページに写真8枚〉

 高知地方気象台によると、15地点で氷点下を観測。吾川郡いの町本川で氷点下4・3度、高知龍馬空港で同3・8度、高知市も今季初めての氷点下(同1・4度)となった。

 宿毛市や四万十市では平野部も含め、早朝から昼前にかけてまとまった雪が降り、田んぼや校庭、橋などが真っ白に染まった。

 徒歩通勤の会社員は用心しながら橋を渡り、広場で雪遊びする子どもたちの姿も。自宅そばの道の雪かきをしていた宿毛市押ノ川の70代女性は「目が覚めてもうびっくり。固まらんうちにのけちょかんと明日の朝が怖い」と話していた。

 この雪の影響で、中村宿毛道路は午前6時前から全面通行止めに。午後3時40分までに順次解除された。県警によると、路面凍結によるスリップ事故が宿毛市3件など計5件あった。

 同気象台によると、強い冬型の気圧配置はいったん緩むものの、31日ごろに再び寒気が入ってくる見込み。(本紙取材班)

高知のニュース 四万十市 宿毛市 季節・気候

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月