スマホケースに硯・和紙・筆　硯職人・足達さん（三原村）伝統工芸展で若手奨励賞

2021.12.26 08:39

スマホケースに硯・和紙・筆　硯職人・足達さん（三原村）伝統工芸展で若手奨励賞

高知新聞社

全国伝統的工芸品公募展で若手奨励賞を受賞した足達真弥さんの作品（足達さん提供）

足達真弥さん

　幡多郡三原村芳井の硯（すずり）職人、足達真弥さん（５０）の作品がこのほど、「全国伝統的工芸品公募展」で若手奨励賞に選ばれた。小型の硯と固形墨、和紙、筆の一式を手帳型のスマートフォンケースに収めた作品で「時代にマッチした作風が評価してもらえた」と手応えを感じている。

　東京都出身の足達さんは陶芸家として活動後、２０１７年に同村へ移住。三原硯石加工生産組合での研修を経て、作品づくりに励んでいる。
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