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2021.12.26 08:45

【動画】世界初DMV出発!鉄道・バスで運行開始、高知県東洋町―徳島県海陽町 阿佐海岸鉄道

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 線路と道路の両方を走るDMV(デュアル・モード・ビークル)が25日、徳島県海陽町―安芸郡東洋町で、世界初の営業運行を開始した。徳島、高知両県や沿線自治体などでつくる第三セクター、阿佐海岸鉄道が運行。両県の関係者や住民、全国の鉄道ファンらが祝福に駆け付け、鉄道史の新たな一ページを見届けた。

世界初の営業運行が始まり、本県に乗り入れたDMVの第1便。甲浦駅で鉄道モードからバスモードにチェンジした(東洋町河内=山下正晃撮影)

世界初の営業運行が始まり、本県に乗り入れたDMVの第1便。甲浦駅で鉄道モードからバスモードにチェンジした(東洋町河内=山下正晃撮影)

 マイクロバスを改造したDMVは、阿波海南文化村(海陽町)から阿波海南駅までバスとして走り、鉄道用にモードチェンジして阿佐東線の各駅に停車。東洋町の甲浦駅でバスモードに戻り、海の駅東洋町を経て道の駅宍喰温泉(海陽町)まで走る。26日以降は、海の駅東洋町から海の駅とろむ(室戸市)に向かう便も土日祝日に各1往復走る。

 第1便は25日午後0時36分、抽選でチケットを手に入れた18人を乗せて阿波海南文化村を出発。300人を超える鉄道ファンや沿線住民らが見守る中、同鉄道社長の三浦茂貴海陽町長が「出発進行!」と合図し、ゆっくりと走りだした。

阿波海南文化村を出発するDMVの第1便。鉄道史に新たな一ページが刻まれた(徳島県海陽町)

阿波海南文化村を出発するDMVの第1便。鉄道史に新たな一ページが刻まれた(徳島県海陽町)

 阿波海南駅で阿佐東線に乗り入れ、午後1時前にレール上で県境を越えて本県入り。甲浦駅でバスモードに切り替えた。停留所になっている海の駅東洋町では、町民ら約200人が手を振って出迎え、世界で唯一となる公共交通機関のデビューを祝った。

 歓迎ぶりを目の当たりにした松延宏幸東洋町長は「地域の関心の高さを改めて実感した」と話し、「DMVを観光資源として生かすため、甲浦駅でのイベント開催など、新たな取り組みもしていかなければならない。効果を一過性で終わらせないよう、官民で連携して手だてを講じたい」と口元を引き締めていた。(板垣篤志)

高知のニュース 室戸市 東洋町 道路・交通

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