2021.12.18 08:35
小谷穀粉(高知市)が「桑青汁」 糖の吸収抑える成分使用
同社は、桑の葉に含まれ、食後の血糖値上昇を穏やかにする医薬品成分「モラノリン」に着目。今年1月には桑茶が機能性表示食品に登録され、さらに改良を重ねていた。
「―桑青汁」は、モラノリン含有量が最大となる7~8月に収穫した桑を、熱を加えずに粉末加工。包装する際に酸化を防ぐため窒素を充塡(じゅうてん)するなどし、苦みの少ない商品に仕上げたという。
同社は「桑は食物繊維も豊富で、血圧上昇を抑えるGABAも含まれている。さらに研究を続けたい」としている。水などに溶かして飲む粉末スティック8本入りで、店頭想定価格800円(税抜き)。(高井美咲)