2021.12.05 08:43
「竜そば」フィギュア 南国市・海洋堂SFで制作中 12/5から現場公開
仕上げ段階に入った竜のフィギュア。造形現場を目の当たりにできる(南国市大そね甲の海洋堂SpaceFactoryなんこく)
文化芸術活動を支援する文化庁の事業を活用した同社の「ソフビ・アートフェスティバル」(19日まで)の一環。映画のヒットに合わせて高知を盛り上げようと企画した。
かたやまさんが手掛けた原型を基に、同社が制作。高さ2メートルのFRP(繊維強化プラスチック)製で、主人公のすずの分身「ベル」を抱きかかえた状態をイメージしている。
「キャラを語るのは横顔。もっと、横顔をかっこよくしたい」とかたやまさん。さらにクオリティーを上げようと手直し中で、造形後はカラーリングとつや出しも行うという。
完成後は、改めてお披露目する予定。同社の宮脇修一専務(64)は「未公開の造形現場を、どーんと公開してしまおうという企画。すずやベルも作って、小型化した貯金箱なんかも面白い。高知の新しいお土産にしたいですな」とアイデアを膨らませている。
問い合わせは、海洋堂高知(088・864・6777)へ。(横田宰成)