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2021.12.03 08:25

「観測には体力いる」91歳のコメットハンターの関勉さん、水泳続ける

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「未知の星を求めて」の初版本を手に思い出を語る関さん(高知市の自宅)

「未知の星を求めて」の初版本を手に思い出を語る関さん(高知市の自宅)

 コメットハンターの関勉さん(91)=高知市上町2丁目=が1966年に出版した「未知の星を求めて」の新版(高知新聞社刊)が4日、発売される。多くの人を宇宙へいざなった名著として知られるが、半世紀を過ぎて入手が難しくなっていたため、新たな書き下ろしや写真、索引などを加えて復刊した。

 新版の発刊を機に関さんに聞いた。以下、本人談。

 星の本というのは、そんなに売れんもんですよ。ところが、「未知の星を求めて」(の初版)は意外な反響がありましてね。一種の人生読本的な本として読んでくださったんじゃないだろうか。人生で悩み、明日への生きる希望がなくなったという若い人がこの本を読んで、もう一回人生をやり直してみたいとか、私に手紙をくれたんですね。

 「彗星発見の日本」と言われた時代があったんです。若い人が私のやっている観測法を模倣して、たくさんの彗星が発見された。一人一人挙げれば限りはないですが、世界に名を知られるようになった人も全国にいます。

 子どもたちに、天文というものを知ってもらいたいですね。星を知った人に悪い人は一人もおらんですよ。世界最大の望遠鏡を使っても、遠くの星は本体が見えない。光だけ。それだけ遠くにある。宇宙を知って、広々とした心で人生を送ってもらいたいですね。

 40歳くらいで始めた水泳、今も多い時で週3回やっていますよ。観測は体力がいる。そのための体力づくりです。観測は長く続けることが大事。生きてる限り、やらないかん。

 「未知の星を求めて」の新版は四六判276ページ、1650円(税込み)。県内書店などで購入できる。高知新聞ウェブサイトから購入した先着500人には、池谷・関彗星発見当時の本紙コピーなどの特典がある。

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