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2021.11.28 08:37

タオルの上着、石ころピアス…個性爆発のアート買えます!76組1700点、高知市でバザール

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自由にペインティングした長袖シャツなどが出品された「アートバザール」(高知市南金田)

自由にペインティングした長袖シャツなどが出品された「アートバザール」(高知市南金田)

 アートと思える作品なら誰でも売り買いできる「藁工(わらこう)アンパン アートバザール」が高知市南金田の藁工ミュージアムで開かれている。福祉施設の入所者や作家ら76組が出品し、段ボールオブジェや石ころピアスなど独創的な作品がそろう。12月2日まで(会期中無休)。

 同ミュージアムとアートセンター画楽が初めて企画。アートの見せ方、売り方を考える契機にしてほしいと全国の福祉施設や作家に呼び掛け、76組から1700点が集まった。

 タオルを縫い合わせた上着、段ボールで作った東京タワーのオブジェなど個性が爆発したアートが並ぶ。愛媛県新居浜市のKonomiさん(24)はパソコンの描画ツールを駆使した絵を展示。5歳の時に自閉症と診断され、中1から制作を始めた作家で、ウーパールーパーのお地蔵の絵が人気を集めていた。

 須崎市で地域活性化に取り組む徳久和宏さん(52)は赤いペンキで塗ったいすを出品。町のあちこちに赤いいすを置く活動を6年前から始めているという。東京都の未来美術専門学校から参加の中村るつさん(31)は「コロナ禍で誰でもアートが売り買いできる催しがあるのはうれしい」と話していた。(村瀬佐保)

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